馬場馬術部分を当クラブのインストラクターの伴 美恵子が主監訳を務めた本著。
グランプリライダーである代表の伴孝徳による監修と日本で唯一のホースクリニシャンである宮田朋典氏と共に英語で書かれた原本を日本人に理解しやすくかつ正確な言葉に翻訳いたしました。
馬と人が一体となり、馬のコントロールを可能にしながら、馬が自らバランスを取ることでその動きを完全なものにする
これは、ライダーであれば誰もが目指す騎乗スタイルではないでしょうか。
それを実現するのが、まさに「騎座」です。
馬の鞍に座っている状態を指す「騎座」。本書では、馬の様々な動きに合わせた座り方と、騎乗時の姿勢、呼吸について豊富な写真とともに解説。姿勢を改善し、正しい騎座を習得するために役立つ実践的なエクササイズも多数掲載しています。
馬場馬術競技会を目指す方だけでなく、乗馬をされている方であっても、馬に負担をかけずに調和した騎乗を理想とされる方にはぜひ一冊お手に取っていただきたい本となっています。
本書のポイント
- 三種の歩法・歩様から、側方運動、手前の変換、ピアッフェ、パッサージュやピルエットまで、様々な運動でライダーがどう座るべきか詳説。
- 騎乗時の正しい姿勢と呼吸について解説。
- ライダーの身体の構造の説明と、姿勢の改善をもたらす実践的なエクササイズを豊富な図版とともに紹介。
- 乗馬愛好家や乗馬クラブのインストラクターなど、すべてのライダーが活用できる。
書籍情報
- 出版社 : 緑書房 (2021/2/1)
- 発売日 : 2021/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 168ページ
- 著者:Anja Beran
- 監訳等:伴 美恵子 (監修, 翻訳), 伴 孝徳 (監修, 翻訳), 樫木 宏之 (監修, 翻訳), 宮田 朋典 (監修, 翻訳), 二宮 千寿子 (翻訳)
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